電車が遅延した際に必要となる「遅延証明書」の取得方法を詳しく解説します。駅窓口・Webサイト・自動改札機でのもらい方から、主要18社の対応状況、会社・学校への提出方法まで網羅しました。
最終更新日: 2026年02月24日 / 当サイト累計遅延記録数: 19,936件
遅延証明書とは、鉄道会社が発行する「電車が遅延した事実を証明する公式書類」です。通勤・通学で電車を利用している方が遅刻した際に、勤務先や学校に提出することで、遅刻の理由を正式に証明できます。紙の書類だけでなく、近年はWebサイトからダウンロードできるデジタル版も普及しています。
鉄道営業法や国土交通省の指導により、鉄道会社には利用者への情報提供義務があります。遅延証明書の発行もその一環として位置づけられており、ほぼすべての鉄道会社が無料で遅延証明書を発行しています。法律で「必ず発行しなければならない」と明記されているわけではありませんが、鉄道会社のサービスとして定着しており、利用者の権利として広く認められています。
多くの企業や学校では遅延証明書の提出により、遅刻扱いにならない制度を設けています。特に首都圏では朝のラッシュ時間帯に遅延が頻発するため、遅延証明書の仕組みは社会インフラの一部として欠かせない存在です。電車遅延に遭遇した場合は、必ず遅延証明書を取得しておきましょう。
当サイトでは累計19,936件の遅延情報を記録しており、そのデータに基づいた正確な情報をお届けしています。遅延証明書の取得でお困りの方は、このガイドを参考に、スムーズに証明書を入手してください。
遅延当日に駅の改札口や窓口で駅員に申告すると、その場で遅延証明書を発行してもらえます。最も確実な取得方法で、紙の証明書を直接受け取れます。
朝のラッシュ時は窓口に長蛇の列ができることがあります。時間に余裕がない場合はWebでの取得がおすすめです。
JR東日本・東京メトロ・小田急など多くの鉄道会社では、公式Webサイトから遅延証明書をダウンロードできます。スマホからもアクセスでき、後日の取得も可能です。
Web版は当日取得できなかった場合の後日取得に最適。PDF形式で提供している会社もあります。
一部の鉄道会社では、遅延発生時に自動改札機を通過すると遅延証明書が自動的に印刷される仕組みがあります。JR東日本の一部路線などが対応しています。
対応駅・対応路線は限られます。確実に取得したい場合は駅窓口またはWebサイトを併用しましょう。
主要鉄道会社のWebサイトでの遅延証明書取得手順をご紹介します。各社とも無料で利用でき、会員登録なども不要です。
※ 過去45日分の遅延証明書が掲載されています。
※ 過去35日分の遅延証明書が掲載されています。
※ 過去90日分と掲載期間が長いのが特徴です。
| 鉄道会社 | Web取得 | 掲載期間 | 駅窓口 | 自動改札 | 発行基準 |
|---|---|---|---|---|---|
| JRグループ | |||||
| JR東日本 | 過去45日分 | 5分以上 | |||
| JR西日本 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| JR東海 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 首都圏 地下鉄 | |||||
| 東京メトロ | 過去35日分 | 5分以上 | |||
| 都営地下鉄 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 首都圏 私鉄 | |||||
| 東急電鉄 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 小田急電鉄 | 過去90日分 | 5分以上 | |||
| 京王電鉄 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 西武鉄道 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 東武鉄道 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 京急電鉄 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 京成電鉄 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 相鉄(相模鉄道) | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 関西圏 私鉄 | |||||
| 阪急電鉄 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 阪神電鉄 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 近鉄(近畿日本鉄道) | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 南海電鉄 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
| 京阪電鉄 | 過去30日分 | 5分以上 | |||
※ 掲載期間・対応状況・発行基準は変更される場合があります。最新情報は各鉄道会社の公式サイトをご確認ください。
遅延証明書には、以下の情報が記載されています。紙版とWeb版で基本的な内容は同じですが、形式に若干の違いがあります。
| 紙版 | Web版 | |
|---|---|---|
| 取得場所 | 駅窓口・改札 | 各社公式サイト |
| 形式 | 印刷済み用紙 | HTML / PDF |
| 取得可能期間 | 原則当日 | 30〜90日間 |
| 押印・社印 | あり(駅による) | なし |
以下のような場合、遅延証明書が発行されないことがあります。事前に把握しておくことで、いざという時に慌てずに済みます。
ほとんどの鉄道会社では5分以上の遅延から遅延証明書を発行します。1〜4分程度の軽微な遅延では証明書が発行されません。
路線バスでは遅延証明書が発行されないケースがほとんどです。バス会社によっては個別に問い合わせれば対応してもらえる場合もありますが、鉄道のような定型の証明書制度はありません。
駅員がいない無人駅では、窓口での遅延証明書発行ができません。この場合はWebサイトでの取得をご利用ください。
各鉄道会社のWebサイトには掲載期間(30〜90日程度)があり、期間を過ぎると取得できなくなります。早めの取得を心がけましょう。
台風などの計画運休やダイヤ改正に伴う時刻変更は「遅延」に該当しないため、遅延証明書は発行されません。
上記いずれかの方法で遅延証明書を入手します。Webの場合はスクリーンショットまたは印刷で保管しましょう。
紙での提出が必要か、デジタル(メール・社内システム)で可能かを事前に確認しておきましょう。
多くの企業・学校では当日〜翌日中の提出を求めています。遅れると受理されない場合もあるため、できるだけ早く提出しましょう。
件名: 【遅延証明書提出】○月○日 電車遅延による遅刻について
本文:
○○部 ○○課長
お疲れ様です。○○です。
本日、○○線の電車遅延(約○○分)により、始業時刻に遅れましたことをお詫び申し上げます。
遅延証明書を添付いたしますので、ご確認をお願いいたします。
以上、よろしくお願いいたします。
@○○課長 おはようございます。本日○○線の遅延(約○○分)により遅刻しました。遅延証明書を添付します。申し訳ございません。
[遅延証明書のスクリーンショットを添付]
最近では、Webからダウンロードした遅延証明書のスクリーンショットをメールやチャットで提出する形式を認めている企業も増えています。社内のルールを事前に確認しておくとスムーズです。
遅延証明書は「事後の対処」ですが、事前の対策で遅刻リスクそのものを減らすことも大切です。以下のポイントを参考にしてください。
フレックスタイム制度がある会社では、ラッシュ時間帯を避けた通勤が可能です。遅延が多い路線を利用している場合は、制度の利用を検討しましょう。コアタイムの設定により、遅延時の柔軟な対応ができます。
通勤ルートが1本しかない場合、遅延時に代替手段がなく大幅な遅刻につながります。事前に別ルート(バス・別路線など)を調べておくと安心です。
路線によって遅延が発生しやすい時間帯があります。当サイトのラッシュ時間帯データで、各路線の遅延傾向を確認できます。
各鉄道会社の公式アプリや、リアルタイム運行情報を提供するサービスを活用して、早朝のうちに遅延情報をチェックする習慣をつけましょう。
一般的に5分以上の遅延から遅延証明書が発行されます。JR各社・東京メトロ・私鉄各社ともほぼ共通の基準です。ただし、鉄道会社によって基準が異なる場合がありますので、詳細は各社の公式情報をご確認ください。なお、5分未満の遅延では証明書は発行されないため、会社への説明は口頭で行う必要があります。
遅延証明書自体に有効期限はありません。ただし、会社や学校での受付期限は各組織の規定により異なります。一般的には遅延当日〜数日以内に提出を求められることが多いため、早めの提出を心がけましょう。Web版の場合はダウンロードやスクリーンショットで保存しておけば、掲載期間終了後も手元に残ります。
会社や学校の規定によります。遅延証明書があれば遅刻扱いにならないケースが多いですが、提出が義務付けられている場合は証明書なしでは遅刻として処理される可能性があります。事前にお勤め先・通学先のルールを確認しておきましょう。
はい、Webサイトでの取得であれば後日でも可能です。各鉄道会社の掲載期間内(30〜90日程度)であれば、遅延発生後でもダウンロードできます。駅窓口での発行は原則当日のみ対応ですが、一部の駅では翌日まで対応してくれるケースもあります。当日に取得できなかった場合はWebサイトをご利用ください。
はい、遅延証明書はすべての鉄道会社で無料で発行されています。駅窓口での紙の証明書も、Webサイトからのダウンロードも、費用は一切かかりません。
路線バスでは遅延証明書が発行されないケースがほとんどです。バスは道路事情により定時運行が困難なため、鉄道のような定型の遅延証明書制度が整備されていません。ただし、バス会社によっては個別に問い合わせることで証明書を発行してもらえる場合もありますので、必要な場合はバス会社に直接ご相談ください。
直通運転を行っている路線で遅延が発生した場合、遅延証明書は遅延の原因となった鉄道会社が発行します。例えば、東京メトロの車両トラブルが原因で東急線にも遅延が波及した場合、東京メトロのWebサイトで遅延証明書を取得できます。降車駅の鉄道会社でも、遅延の事実があれば窓口で証明書を発行してもらえるケースが多いです。
遅延証明書の提出自体にペナルティはありません。ただし、遅延証明書の有無にかかわらず、頻繁な遅刻は勤務態度の評価に影響する可能性があります。遅延が多い路線を利用している場合は、通勤経路の見直しや早めの出発など、会社と相談のうえ対策を検討しましょう。
在宅勤務やテレワークで出社しない場合は、通勤での電車利用がないため遅延証明書は不要です。ただし、テレワークと出社を組み合わせたハイブリッド勤務で出社日に遅延が発生した場合は、通常の出社日と同様に遅延証明書の提出が求められることがあります。
多くの企業・学校ではコピーやスクリーンショットでも受理されます。Web版の遅延証明書はそもそも印刷やスクショが前提のため、コピーとの区別がありません。ただし、社内規定で「原本」を求められる場合は、駅窓口で発行される紙の証明書が必要です。事前に提出先のルールを確認しておきましょう。
各鉄道会社の公式遅延証明書ページへのリンクです。遅延証明書のWebダウンロードはこちらからアクセスできます。
※ URLは変更される場合があります。リンク切れの場合は各社公式サイトのトップページから「遅延証明書」で検索してください。